第二話~楽器の役割分担

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じゃあ始めるぞ。…中谷!誰が携帯を見ろと言った?先生は楽譜を見ろと言ったんだ。 < <先生すいません…。 < じゃあまずは全員で前奏だけやるぞ。 < ♪~ < うん…何か違う…まぁ、今日は時間が遅いからココまでだ。みんなこれから頼むよ。 < <まって全員! < ん?どうかしたか?一条。 < 白檀先生、私…自身が持てません………。 < …一条少し話す時間取れるか?< はい、あります。 < じゃあ今誰も居ないから話せるか? < はい。あの…白檀先生。私って一年生だし中等部だし迷惑じゃないかな……?って思うんです。 < 一条、この部活は他校の部活とちがって初等部・中等部・高等部のよりすぐりが来てる部活なんだよ。わかるよな。 < はい。しかし私は邪魔者です………。みんなの足ばっかり引っ張って… < 一条、そんな事はないんだよ。誰でも最初はみんな初めて触る楽器なんでロクに使いこなせないしはっきりいって馴れるまで当然音もはずすし息継ぎも上手くできやしない。しかし一条はちゃんとちゃんと出来てるし楽器の使いこなしも初めてとは思えないくらいとても上手だ!! < 先生…ホントですか!!? < あぁもちろんホントだよ!!だから元気出せよ☆はい!話し終わり。一条また明日もヨロシクな。< はい‼白檀先生ありがとうございました。 < …一条、頑張れよ。自分の夢絶対諦めず何が何でも叶えろよ‼
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