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夜斗「会いたい!」
母「ダメ!」
即却下された…。
沙紀「父親に会いたいっていう気持ちは本人しだいじゃないんですか?」
母「これは家族の問題なの。黙ってて!!!」
母さんは怒鳴った。
夜斗「……やっぱ会いたい…」
母「例え自分がいままでで一番苦しむことになっても!?」
母さんは声を張り上げて聞いてきた。
夜斗「うん。父さんに会う!母さんのためにも、僕のためにも…」
母「他の人を傷つけたり、他の人に辛い思いをさせても!?」
夜斗「必ずさせない!そんな事何があっても…」
母さんの口元が緩む。
母「ふっ…頑固ね~。そういうところ父親譲りね」
母さんはいつもの口調に戻っていた。
母「言ったからにはやり遂げなさい!必ず!守りなさい!すべてを!夜斗の気持ち、約束、大切な人も…」
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