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僕は白銀夜斗『シロガネヨリト』普通の学生で、自慢じゃないけど凡人です!
…今は、高校の入学式のちょっと前の春休み。
ピッピッピッピ…
不意に目覚ましが鳴った。
夜斗「ぅ~眠い…でも<ぐ~~>腹減った…」
空腹のため非常にふらふらであったが、難なく起きることはできた。
夜斗「朝飯作ろ」
親は仕事でいつも遅いから自分で作っている。
因みに朝飯は、味噌汁とベーコンエッグという和洋折衷なものを作った。
作り終えると同時に、後ろから声がかかる。
母「いつも、本当にありがとうね」
夜斗「別にこれくらい大丈夫だよ。それより、母さん最近遅いけど…無理しないでね」
因みに、夜斗の家族は母親だけである。
つまり、世間で言う母子家庭だ。
父親は夜斗が産まれる前に死んだらしい。
母「これくらい全然大丈夫よ」
夜斗「そう…ならいいけど…」
朝のため、あまり会話がない朝食を手早く食べ終えて、母さんは仕事に向かう。
母「じゃ行ってきます」
夜斗「行ってらっしゃい」
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