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院長「…奴等の狙いには君も該当する…気を付けなさい…」
院長は真剣に夜斗を心配してくれた。
夜斗「…わかっています…」
夜斗は奴等と対峙しているので、奴等の脅威を知っていた。
…知っていたからこそ…
夜斗「…僕は…守ります…」
夜斗は俯きながら言った。
藤堂「?…守るって…自分の事か?そんなの当たり前じゃな…」
夜斗「皆を!」
夜斗は藤堂の言葉を遮り、堂々と言った。
藤堂「何を言っているんだ!奴等はお前なんかより遥かに強いんだぞ!恐ろしいんだぞ!自分の事をもっと大切に…」
藤堂は最後まで言うことは出来なかった。
夜斗の目は覚悟を決めた目であった。
その目が藤堂の考えなど簡単に消し飛ばしてしまっていた。
院長「…わかった……でも…君はB組の代表だけでいい…」
院長は夜斗の覚悟の目にまっすぐと見た。
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