襲いかかる魔の手

8/47
前へ
/573ページ
次へ
夜斗「何故ですか?」 夜斗は落ち着いて聞く。 院長「藤堂くんの仕事だからね!」 院長は笑いながら言うと… 夜斗「…不安なんですけど…」 夜斗は藤堂の日頃から、不安が激しく奮い起こされる。 藤堂「信じられないのか!?一応教師だぞ!」 藤堂が説得するが、正直説得力がなく、夜斗を更に不安にさせるだけだった。 院長「こう見えても藤堂くんは優秀だから…安心していい…」 見かねた院長は藤堂をフォローするように言った。 藤堂「…任せろ!お前ばっか良い格好されたら教師の俺が無能みたいじゃないか!」 藤堂は夜斗に向かって堂々と宣言した。 夜斗「…はいはい…わかりました!」 夜斗は子供を扱うような感覚で藤堂に言うと… 藤堂は色々言っていたが…やはり流す。 院長「とにかく、君も気を付けなさい!」 院長は話しをまとめて病院から出ていった。 藤堂「寮まで送ってやる!」 藤堂は勝手に荷物を持って、扉を開け放つ 夜斗「…わかりましたからそんなに急かさないで下さい!」 結果、夜斗は慌てて病院を出る事になったのだった。
/573ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1499人が本棚に入れています
本棚に追加