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女の子「痛い…ありがとう!」
女の子は涙目になりながらも、笑顔でお礼を言ってきた。
雲雀「…大丈夫か?」
雲雀が聞くと、女の子は勢いよく首を縦に振った。
雲雀「…アイツはヤバい金貸しだろ?どうしてさっきみたいになったんだ?」
女の子「お金を借りたから…」
雲雀は呆れていた。
雲雀「…街でも有名のヤバい金貸しだぞ?何であんな奴等に借りたんだ?」
雲雀はホコリを払っている女の子に聞くと…
女の子「…私のお母さん…重い病気にかかっちゃったから…お金がどうしても欲しかったの!…でも…誰も貸してくれなくて…それで…」
女の子は暗い顔をして、俯いてしまった。
雲雀「…わっ…悪い…」
雲雀は女の子が泣き出してしまうように見え、謝った。
女の子「…フッ…ハハハッ…騙されたね!」
女の子は泣いてなんかいなく、むしろ笑顔だった。
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