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母「そういえば…すっかり馴染んだわね!雲雀さん!」
母親はいつも通りの笑顔で言うと…
雲雀「…そうですね…」
雲雀は苦笑しながら言った。
葵「そのままうちにいれば?」
葵もいつも通りの笑顔で言ってきた。
雲雀「冗談はよせ!こんなうるさい奴がいるなんて御免だ!」
雲雀が言うと、葵がギャーギャーと騒ぎ、母親は微笑を浮かべながら二人を見ている…
…そんな今が好きだった…
雲雀の心は鍛練よりも今の楽しいこの時間に傾いていた。
しかし、そんな事が長く続く事はなかった…
家に帰ると…
玄関に雲雀・父が立っていた。
雲雀・父「馬鹿者が!!」
雲雀・父は急に雲雀の頬を殴る。
急過ぎて雲雀は避ける事も防ぐ事も出来ず、ただ殴り飛ばされた。
雲雀・父「貴様!最近鍛練に集中してない上に鍛練が終わればすぐに何処かに行っていると思えば…あんな屑共の所に行っているとは…そんな時間があるなら魔法の一つや二つ覚えろ!!貴様は仮にも気高き最強の八雲一族の者!それを忘れるな!」
雲雀・父は雲雀を睨み付けるように言った。
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