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雲雀はそれを反発するような鋭い視線で雲雀・父を見ていた。
雲雀・父「…何だ!?その目は!!」
雲雀・父はそれを見て、怒鳴り付けた。
雲雀(…こんなのは家族じゃない…コイツは…父親なんかじゃない…)
雲雀にとって暖かいあの家族こそが家族であり、強さのみの繋がりしかない自分の家族は決して家族なんかじゃないと思っていた。
なので、その思いが反発的な視線を自然と出していたのだった。
雲雀・父「…貴様…まさか…そこの娘に恋い焦がれているのではないだろうな!?」
雲雀「なっ!別に…」
雲雀は否定するが…
雲雀・父「フッ…愚か者が!!名門の者はより良い血筋を残す為に、優秀な家系の者と婚約を結ぶのが決まりだ!貴様の願いが通じる事はない!」
雲雀・父は恐ろしい笑みで言い放ち、その場を去った。
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