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そんな事があってから数日後…
雲雀・父の言葉なんて何のその、変わらず葵の家に遊びに行っている。
最近、母親の調子も良くて、金貸しの奴等も何故か大人しくしているから、かなり静かで平和だ。
そして、雲雀自身の心境も徐々に変化していた…雲雀が気づかない程ではあったが…
…葵の笑顔をよく眺めてしまう…なんだかいつも思い出してしまう…
雲雀にとって初めての感覚であったが、確実に雲雀の心をとらえていた。
それも、全て雲雀・父の恋という言葉のせいである。
あの時からずっとそわそわしてしまい、気にかかってしまう。
最近の雲雀はため息ばかりであった。
そんな姿を見ていた葵は分かりやすい雲雀だけに、当然気付き、心配になってしまう。
葵「ねぇ!今日…丘に行かない?私だけが知ってる秘密の丘に!」
葵は目を輝かせながら雲雀に言い寄ってきた。
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