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雲雀「プッ…」
葵「あっ!今笑ったでしょ!?私のネーミングセンスが悪いって笑ったでしょ!?む~…葵ちゃんパンチ!」
葵は雲雀の肩に殴りかかる。
雲雀「プッ…やっぱりネーミングセンスないな!」
雲雀が笑うと、葵は頬をふくらませていた。
葵「フン!別にいいもん!」
雲雀「ハッハッハ!」
葵「…フッ…ハッハッハ!」
二人は楽しく笑い合うと、しばらく風景を静かにみいる。
葵「…ねぇ…」
急に葵は雲雀に話しかける。
雲雀「何?」
葵「…ずっと…このままだといいのにね…」
葵は風景を見ながら言う。
雲雀「…そうだな…」
そんな事は無理だって二人共わかっている…
…けど、それを望んでいる自分がいた…
…時間を止めてしまいたいと願う自分がいた…
葵「…私はいつもいるよ!大切な友達だから…ねっ!」
葵は雲雀の意思をくみ取ってか、手を繋いできた。
雲雀「…俺もだ…お前は初めての友達だからな!…俺に初めて笑顔をくれた…本当に大切な人だ…」
雲雀は最後の方はかなり音量を小さく言った。
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