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雲雀・父「フッ…貴様に寄り付くゴミが貴様の今後を邪魔するようであったからな!消してやったぞ!フッハッハッハ!」
雲雀・父は高笑いをしながら、冷たい笑みを浮かべていた。
その姿は、父親なんてもんじゃなく…
…『化物』だった…
雲雀は目を見開いたまま固まって、すぐに葵の家に向かって走り出していた。
「火事だー!!」
遠くから沢山の叫び声がしていた。
その方角には、雲雀の目指している場所である、葵の家の方であった。
雲雀は明るくなっている場所を見て、焦りから更にスピードを上げる。
…今日一日の疲れを忘れる程に…
そして、その場所に到着すると…
葵「離して!!まだお母さんが中にいるの!!だから離して!!」
葵が大人の人に腕を掴まれていて、必死に逃れようとしていた。
雲雀は葵が向かおうとしている家を見ると、既に火の気は回っており、母親を救えるような状況じゃなかった。
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