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雲雀「フッ…つくづく気に入らねぇ奴だ!…立て!決着はまだついてない!俺の考えが合ってるか…お前の考えが合ってるか…ハッキリしないとな…」
雲雀は夜斗から足をどけて、ある程度距離をとった。
夜斗「…そう…だね…僕が勝って…証明する!」
夜斗は震える足に力を込める。
そして、ゆっくりと立ち上がった夜斗はすぐに剣を構える。
雲雀もすぐに剣を構えた。
藤堂「フッ…試合を続行する!!」
藤堂は最早呆れて含み笑いを浮かべていた。
…この子供のケンカに…
院長(フフッ…この二人…自分の信じた道をかけて戦ってる…しかし…似ている…二人共同じ様な境遇を体験し…同じ思いをしている…だが違うのは…雲雀君は自分の責任だと悔やみ…恐れ…自分の殻に閉じこもった…一方夜斗君は諦めていない…何があろうとも…まっすぐと見続けている…この違いが二人でぶつかり合ってる…だが…本当に子供のケンカだ…主張し合っている…自分の信ずる道を…)
院長も含み笑いをこぼしていた。
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