明かされた悲しき過去…そして雨中の決着…

36/49
1499人が本棚に入れています
本棚に追加
/573ページ
夜斗は空中の為、踏ん張りが効かず後方に吹き飛んでしまう。 しかし、夜斗は既に予測済みなのか、しっかりと着地を成功させた。 夜斗「…ここで決める!!」 夜斗は一気に雲雀に突っ込んでいく。 雲雀(チッ!この距離じゃ雲走りは使えねぇ!なら…真っ向から受ける!!) 雲雀は夜斗の動きに合わせて、力強く足を踏み出し渾身の力で斬りかかった。 夜斗は直ぐ様剣を前にだして、防御の体勢にはいる。 雲雀(反応が遅い!これなら奴の剣を力で弾いて…その隙を斬る!!) 雲雀「もらった!!!」 雲雀は勝ちを確信して、剣を振るう。 そして、夜斗の剣は簡単に弾かれてしまった。 雲雀「何!!?」 雲雀は驚きで、完全に動きが止まっていた。 夜斗は剣から手を離し、雲雀の大振りの剣をしゃがんで回避していたのだ。 夜斗「ここだ!!!」 夜斗はがら空きの雲雀の顔面を力の全てをかけて殴り付ける。
/573ページ

最初のコメントを投稿しよう!