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夜斗(…誰もが非難する修羅の道を選び…進み…その道を信じ続けた…悲しき強者…それが…八雲雲雀…)
夜斗は雲雀の今の底力ともいえる行動の根底が過去の悲しき産物だとわかると、自然と涙が流れるのだった。
雲雀「…何を泣いてやがる…まさか恐怖した訳じゃないだろう?」
夜斗「…君の悲しみは終わらせないといけない…もう君は悲しみを充分うけた…こっからは幸せにならないと…いけない!」
夜斗の言動で雲雀は一瞬動きを止めた。
雲雀「…なめやがって…」
しかし、すぐに雲雀は歩行を開始する。
夜斗「…構えろ!」
夜斗は素手で構えた。
雲雀「フッ…上等!」
雲雀は刀を構えて、夜斗の攻撃に備えた。
雲雀(…動けない今…狙うのはカウンターのみ!一撃で決める!)
夜斗(…ゴメン…皆…普段の僕だったら真っ向でぶつかったりしない…もっと安全な行動をする…でも…ここは…ここだけは真っ向でいく!…ゴメン…勝つから…わがままな僕を許してね…)
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