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夜斗「公園で倒れてたから…そのままはマズイと思って、家に運んだんだけど…体調はどう?本城さん」
沙紀「大丈夫です。後、沙紀で構いません。あのここは、地球ですか?それともヴァースですか?」
夜斗「えっ?『ヴァース』?」
夜斗は意味不明の単語に首を傾げた。
沙紀「ということは地球ですか…はぁ~」
急にため息をつかれた夜斗は少し落ち込んでしまった。
夜斗「どうかしたの?」
沙紀「いや人を探しているんです。実は…」
夜斗「名前は何て言う人なんですか?」
沙紀「実は、知らないんです…はぁ~」
夜斗「…すごく訳がわからないんだけど…」
沙紀「実は、私昨日入学式があったんですよ。その時院長から地球から優秀な人を連れてこいって言われたの…だから名前がわからないんだよ」
夜斗「ふ~ん…大変そうだね…って事は院長って人がヴァースから地球に送ってきた訳なんだ~…と言うことは君は異世界の人なんだね」
意外にも簡単に受け入れた自分に正直驚いた。
沙紀「何でそんなに物わかりがよくて軽いのよ…」
夜斗「だって僕がどうこう言ったってしょうがないよ」
沙紀「まぁ~それもそうだね…」
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