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キーンコーンカーンコーン…
「終わったぁ~♪」
今日は1学期の中間考査の最終日が行われていた。
「なぁ、勇人ォ~、今日どっかに遊びに行かねぇ?」
今勇人に喋りかけた男子は、勇人の中学からの親友である坂本 達也である。
彼は勉強はそこそこだが、運動神経は勇人に負けないくらいの持ち主である。
勇「あっ、わりぃ。今日はお袋にお使い頼まれてるから無理。」
達「えぇ~、勇人君の意地わる~♪」
達也は勇人にいきなり抱き着いて来た。
勇「ちょっ、お前やめろよ!気持ち悪いなぁ~。」
勇人も負けじと抵抗する。
でもこれは、日常茶飯事なことであった。
毎日勇人は友達と遊んだり、スポーツをやったり、勉強したりと普通の高校生活を送っていた。
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