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ジョーカー様が先生にど突いた途端に、辺りは静まり返った……。
だが、とある生徒、ジェシカがクスクス笑いながら口を開く。
「やっぱりシェミルはまともな使い魔すら召還できないおちこぼれフフフ」
ジェシカの一言で皆が笑い始めた。
シェミルとジョーカー様の間には、物苦しい空気が流れる。
「おい、お前が俺を召還した主なんだろ?・・・くやしくねぇーのか?あの金髪女・・・」
「・・・・・」
「ッケ、気のちいせぇーご主人様だっての・・・俺の名前は後で言う」
ジョーカー様はスタスタとジェシカに近づき口を開く。
「女ァー俺が魔王って事証明させてやんよっ!」
「それって決闘の申し込み?良いわよ、受けてたつわ!」
「なら今すぐにでもやらねぇーか?、ぁぁ~ん?」
皆がボソボソとざわめき始める
、そんな中ちゃっかり先生はグッと親指を立ててオーケーサインをする。
止める気配もなく、2人の様子を見ていた。
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