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それでも触れずにはいられなかった…。 また笑ってくれるような気がしてならない。 もう戻らないのに…。 「優しいね…早利…」 私の涙が彼の頬に降る…。 「病院に運び込まれたときには…もう…。申し訳ありません…!」 医者が頭をさげると、看護婦さん二人も頭をさげた。
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