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僕はそっと彼女の手にあったプレゼントを取った。
中にあったのはネックレス。男物の。
僕の服に合わせてくれた。
シルバーの十字架だった。
僕は泣いた。何故か声は出なかった。
ショックだった。
伝えれば良かった。
貴方は僕の憧れ。
僕は貴方が好き。
大好き。
貴方に会えて良かった。
声を掛けてくれて嬉しかった。
彼女が生きてた頃言えなかった…ずっと伝えられなかった言葉がどんどんでてくる。
後悔してももう遅い貴方は戻って来ない。
あの笑顔をもう見られない。向けてくれない。
もう貴方の声が聞けない。
ごめんなさい…
ごめんなさい…
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