裁き

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翌日の午後20時を回った頃・・・ 『ROMIO』店内 そこにはあの音和の姿があった・・・。 「おい、神はまだ来ていないのか?」 「はい・・・まだです。」 「あいつ・・・最近少し緩んでいないか?」 「・・・そんなこと・・・」 「クリスマスはすっぽかすし、昨日もまた、無断欠席・・・」 音和は鋭い目付きで蓮と椿を見た。 「お前ら・・・何か特別な事情でも隠してねぇか?」 音和の鋭い問いに一瞬口が開く・・・が、すぐに閉じた。 「・・・」 「まぁ、いい。出勤したら俺の部屋に来るように伝えておけ。今日は店に居る。」 「・・・はい。」 音和はじろっと店内を見渡す。他のホスト達にも一斉に緊張が走る。 音和は黙って奥の部屋へ入っていった。
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