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・・・全ては、
音和の企みだった・・・
神が辞めるといったあの夜から・・・
音和の計画は練り上げられていった。
同じ管理職に位置する仲間との協力の元、
今宵、
神への『裁き』が下された・・・。
自分を裏切った神への裁きが・・・。
音和は神を認めていた。
ホストとしての卓越された才能・・・
だからこそ神を失いたくなかった。
失うくらいなら、
いっそ・・・・・
そう考えた末の結論だった。
「神、お前はNo.1ホストとして散るべき人間なんだ。」
音和は横たわる神を
見つめ、そう言った・・・。
そう。
音和が言った『覚悟』とは・・・
神の命を奪うこと・・・。
今宵、音和は神の命を大きく脅かしたのだった・・・
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