【学園封鎖】

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家を出た直後。 門から一人の男が現れた。 「よっ悠! 俺も今着いたばっかりだ!」 「よぉ静…」 眠たそうに目を擦りながら返す悠斗。 悠斗が静と呼んだ彼の名は桜木静(さくらぎせい)。 茶髪で悠斗とは違い髪は短い。 また性格は明るい悠斗と同じで明るい。 そんな彼ではあるが、悠斗の昔からの親友。 一人で朝を過ごすことになった五年前から毎日迎えに来てくれる。 口には出しては決して言わないが、悠斗は静に感謝していた。
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