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年が明け、少ししてからユリウス一家と合流し、ニューヨーク市へ、ウィルのコンサートを聴きに行く。
ミナの大好きなラベルの鏡やリストの鐘を弾く。
どちらも手を酷使するが、ウィルは難なく弾く。
アンコールも終わり、舞台を去っても観客のスタンディングオベーションはいつまでも続き、ウィルは7回も出て来て挨拶する。
その時のウィルの姿は誰よりも輝いていて、ミナは微笑む。
しかしミナ達が楽屋に行くとウィルは簡易ベットに横になり、ぐったりとしている。
コンサートの後はいつもこうなるのだ。
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