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『ボクは魔法のカップに住んでる魔法使い。
願い事1個だけ叶えちゃうぞ!小波ちゃんがきょうのご主人かな?』
「じゃあさ、俺もうこんな窮屈な毎日いやなんだよ。豪華客船の旅でもしたいな。できるか?」
『お安いご用!』
海原の中、豪華客船に立つ小波。
「おお!ほんとに叶えてくれたのね!サイコー」
小波は気づかなかった。タイムスリップしてた事・・そして、その船の名が「タイタニック」だった事を・・・
「幸せやぁ~~」
『きょうのご主人は花形ちゃんかな?』
「朝が怖いんだ・・。時間止めてくれんかな?」
『お安いご用』
目覚めた花形、時計は朝にもうなってるのだが・・朝陽の姿はない・・。
テレビを点ける花形・・。
「ど、どうやら地球の自転が止まったようです!地球はこれからどうなるのでしょうか?」
テレビの前にへたりこむ花形・・。
「ボクのせい・・?」
【完】 -->
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