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興奮するシャオを宥めながら 『シャオは頭が良いんだね。そうだよ、私は広場の中央に生える老木だよ。』 「やっぱり!!わ~スゴイ。ぼくはずっと貴方とお話が出来たら、良いなぁって思ってたの。」 瞳を輝かせて喜ぶシャオに、紳士は微笑みながらも真剣な面持ちで話を始めた。 『シャオ、良いかい?私もシャオと話ができるのはとても嬉しい。だけどね、この事は誰にも言ってはいけないよ。ご両親に言うのも止めた方が良い。それから私に花が咲いていた事も、シャオの中でだけ留めておくんだ。分かったかな、シャオ?』 紳士の言葉に対し、シャオは首を横に振りながら 「え、分かんないよ。何でミンナに言っちゃダメなの?言ったらもう貴方に会えなくなっちゃうの?お話できなくなっちゃうからなの?」 シャオの疑問に紳士は一つ大きく息を吐いて、こう続けた。 『会えなくなったり話ができなくなるなら、まだ良い方なんだ。シャオが私について何かを誰かに話すたびに、そんな事よりもっともっと辛い事がシャオに降りかかってしまう。だからねシャオ、この事は二人だけの秘密にしておこうね?』
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