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1956年、世界保健機関(WHO)は、「世界天然痘根絶計画」を採決。
1ヶ月以内に患者と接触した人を対象に、種痘の接種、隔離の措置を徹底した。
1970年 西アフリカ根絶
1971年 中央アフリカ及び、南米根絶
1975年 アジア根絶
そして、
1980年5月8日 WHOは、天然痘の「世界根絶宣言」を発表。
以後、天然痘患者は現在に至るまで確認されていない。
ちなみに日本は、1955年に根絶。
なお、種痘は、1976年に廃止された。
この種痘、例え受けていても5~10年でその効力を失われてしまう。
つまり・・・現在、この地球上に天然痘の耐性を持った人間は、ほぼいないのである。(一部を除く。)
また、天然痘の病原体が完全に地球から消え去った訳ではない。
アメリカ、ロシア等が保有し、施設で極秘に厳重に管理されている。
地球上に天然痘病原体は存在している。
もし、この病原体を使ったバイオテロが起こったら・・・・・・
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