2/2
前へ
/40ページ
次へ
寒いなぁ そんな事を一人で呟いてみる 外に出て気付いた 小さい白い華が地面に落ちていく 確かに落ちいていく物を見て、閉まってた思いが込み上げてくる 少し前まで、二人で楽しみに待っていたよね だから、一人で見る雪なんて見たくないんだ だけど、雪はお構い無しに降り続ける ふと楽しかった頃を思いだした 君と共に過ごした時間、すべてを思いだして気がするぐらい、時間がたっていた その時、ついさっきまでと違う景色に気付く 視界に入る全てが真っ白になっていたんだよ まるでこの雪のように、君への思いを積らせてもいいんだよって言ってるみたいな綺麗な世界 君への思いは、この雪のように積もって、気付いた頃には溶けて、きっとィィ思い出だけを残してくれる だから、この雪が溶けるまで、君を思っていたい
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加