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だらお君より 一つ年上の うちの誠が剣道を始める時
だらお君が 誠と一緒に 剣道をする と言いだした
えぇぇぇ…
だらお君は 不思議に 休まず 毎日 道場へ通った
試合でも 不思議に 勝っていた
みんなと テンポが違うから…
竹刀も真っ直ぐに 振り下ろせない…
フラフラと 振り下ろす
相手が 何？？？
と 戸惑ってるところに
軽い『メン』が「コツン」と入る
館長は だらお君の剣道を
『酔剣』
と 呼んでいた
(剣道は二人とも小学生までで止めてしまった)
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