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「ヨソーユキーの にいちゃん。いつもアジをかって ありがとう。サエはコデーラにすみます。さようなら。」
学校に行く事が出来なかった女の子が、一生懸命かいた文字だった。
「サエちゃんな、戦争で死んだと思った父ちゃんが生きてたんだとよ。毎日毎日オレのところにきては、そん手紙を書いてたよ。10日はかかったねぇ。頑張っていたねぇ。」
ヨソーユキーは、
「サエちゃんよかったなぁ、サエちゃんに、よかったねっていいてぇなぁ、サエちゃんよかったなぁ。」
そういいながら、
涙をぽたぽた落とした。
すると、、、
目の前に突然女の子が現れた。
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