幸せな涙

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「さ、サエちゃん、、、!!」 女の子も、ヨソーユキーもびっくりして目はまんまる。 ハッと気付いて、 「サエちゃん、父ちゃんに会えてよかったな。行きたかった学校いけっぺ?」 女の子も、目をパチパチさせながら、 「行ける。」 「手紙、ありがとう。オレの宝物だ。」 すると女の子は、にっこり笑って、 「兄ちゃん、病気するな。」 「オッサ」 ヨソーユキーは涙ぽろぽろ。 「まだ魚屋するのか?」 ヨソーユキーが聞くと、 フッと女の子は消えた。 ウサギの約束では、3分の約束だ。 女の子が消えた小さい店ん中でヨソーユキーは1人だった。
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