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咲き誇れ華よ
四季を超え
四季を変え
いつか細やかな風にさえ
乱れるならば
貴方の探し物が隠れぬよう
側で風を受けようか
貴方が日の光の元
清々しく咲く様を見たい
太陽が雲に陰るなら
代わりに暖かさを
咲き誇る華よ
色づいて
色鮮やかに
いつか強固な雨が
葉に刺さるならば
咲く前の華が割れぬよう
側で水に包まれようか
貴方が手折られないよう
ずっと側に居る
太陽が熱く焦がすなら
雨より優しく潤して
ただ愛しいままに…
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