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プルルル…
突然、横にあった携帯が鳴った。慌てて画面を見ると、そこに記された名前は
亀梨和也。
急いで電話に出た。
「もしもし、和也？」
『仁…ゴメンね。家で待ってて』
「和也？」
プーップーッ
それだけ言って電話は切れた。
慌てて家を飛び出して探しに行く。
ん？待った。“家で待ってて”って帰ってくるかも…？居た方がいいのかな。
そう思って、しばらく待ってみる事にした。
３０分後━━━━。
ガチャッ
「和也」
いきなり玄関のドアが開いて、和也が入ってきた。
『仁』
泣きそうな顔をして抱きついてくる和也。
「和也、大丈夫？」
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