『な』~『の』

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『に』 拳剣柊流【ニケンヒイラギリュウ】 柊家に伝わる古武術。 名前の通り拳と剣を使った(脚技もある)技を使う点が、同じく剣を使う他の流派とは大きく異なる。 他流派で言う「形」のような一定の決まった動きを柊流では「技【ワザ】」と呼んでいる。 その技の始まりと終わりが全てその次の動作を意識しており、状況に合わせて多彩な攻撃を繰り出すことが可能。 更に他流派で言う「試合」を柊流では「形」と呼ぶ。 形と言っても打太刀や仕太刀といった攻防の括りはない。 [形の流れ] 先攻のみを決め、先攻は思い思いの攻撃を繰り出す。 それ対して相手はそれを制する攻撃を選んで繰り出す("攻撃"と書いたが攻防一体の動きのため、見方によっては"防いだ"ようにも"避けた"ようにも見える)。 更に先攻はその動きを制するように攻撃(同上)する。 それをおよそ一分間行い、合図までに一撃でも当たった時点で形は終了とする。 現在でこの流派を引き継いでいるのは真侍と咲哉と圭悟のみである。(圭悟は戦闘で剣を使っていないが動きの基本は柊流からきている。)
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