~彼からの誘い~

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カラオケを一通り歌うと元晴が口を開いた。 元晴 『蘭ちゃんそろそろ仕事やろ?』 蘭 『うん、そろそろ帰って出勤の準備しようかな。』 元晴 『うん、今日はありがとな!楽しかった。俺も夜勤やから帰ってゆっくりしようかな。』 蘭 『え?今日夜勤って元くん寝ずに仕事いくの?』 元晴 『そうだよー。』 蘭 『夜勤上がりで休みに入るのかと思ってた!なんか私ごめんね、無理させてしまったね…』 元晴 『なんで?誘ったの俺だし楽しかったし全然大丈夫だよ!気にしないで。』 知らなかった。元晴は夜勤なんて一言も言わずにむしろ私を気遣ってくれた。 それから二人車へ戻って元晴は私を家まで送り届けてくれた。
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