夜蝶の恋

～友達の訪問～

大輝
『俺の友達でさ、すげーいい奴いるんだよ。』

蘭
『どんな人？』

大輝
『そいつね名前、元晴っていうんだけどすげー優しくてカッコいいんだけど彼女がいないんだ。本当にいい奴だから彼女いねぇの不思議なんだけどね。』

蘭
『そうなんだー。で何で紹介が私なの？』

大輝
『俺から見たらお前も元晴と一緒なわけ。アホだけど優しくて可愛いのになんで彼氏いないんだろって。』

蘭
『アホって…すみませんねぇ-。』

大輝
『いや良い意味でな。正直元晴と友達になって気付いたんだ、元晴誰かに似てんなぁーって。浮かんできたのはお前だった。笑い方とか考え方とかさ。直感で思ったんだ。無理強いはしないから空いた時間に連絡取ってやってくれない？』