3話 キムチ鍋

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私はわーわー叫びながら・・・警察に電話をしました。 そして、その場にひざをつきました。 「悪夢です。 これは悪夢です。 早く覚めてください、お願いします」 私は呪文のように繰り返し繰り返しつぶやきました。 あ、そうか。玄関にあったあの靴は・・・彼女のものだったんだ。 ははは、なんで気付かなかったんだろう。 私の目から涙が溢れました。
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