0人が本棚に入れています
本棚に追加
花火大会を目の前にして俺わ大事なモノを失ってしまった……。 それが初めてで最大の失恋だった……。あいつわ優しく 強く 時には厳しく だけど甘えたで 絶対に離したくないやつだった……。 本気で離したく無かったから俺は、夜の9時から3時間あいつの家の前で待ち続けた。 会いたくないって避けられててもあいつを待ち続けた。 夏休み真っ盛りだったのにその日だけは、寒くむなしい夜だった。 その結果彼女は、俺のとこに来てくれた。 俺を帰すためだった。 沢山の先輩を連れ来た。 中には、小学校からずっと友達だったタメが居た。 彼女だけは、俺のみかただった。 何があっても俺を守ってくれた。 話し会いの結果別れを決意した。 当時の俺わ本当の友など一切いなかった。 自ら心を閉じていたからだ。 当然失恋し死にたいときに支えてくれるやつなんていなかった。 メールをしても「今日は無理」ばかりだった…… 初めて1人ぼっちになってしまった…。 そんなとき一件のメールが届いた。 それは、背もガタいも凄まじく小学校から野球を一緒にやってた友達からだった。 「お前が悩んでるんやったら今日は無理やけど明日お前を誘ったる。服でも買いにいこか。」 何日も飯も食わず半分死にかけの俺を助け出してくれたきっかけだった。
最初のコメントを投稿しよう!