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プロローグ
あめがきこえる…やまないあめがかみなりといっしょにいつまでも…いつまでも…
「君は死にたいのですか?あの子達に苛められていたようですが…数で押されてたのもあるでしょうが君は甘んじてその無慮な暴挙を無抵抗で受けていた…死にたいのならいっそ私が無痛で滅して上げましょうか?私はこう見えて医者ですから…」
うん…でも、いけないのはぼくなんだ、ぼくが『妻殺しの男の息子』だから…
「…つまり君はお父上の罪でこのような状況だと?…私にはさっぱり理解出来ませんね………それなら私と来ますか?」
………えっ?…いいの?
「えぇ、あなたと居れば退屈せずに済みそうですからね…(先程の黒服共々)何ならあなたが望むなら力も授けましょう、人外の力を…」
…ありがとうおにいちゃん………ぼくはいかりしんじ…ななさいです
「私は…通称ですがJと呼んで結構ですよ、碇シンジ君」
じぇい?…よろしく、じぇい…
そして少年はその町から消えた…次にその所在が判明するのは凡そ五年後になった
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