プロローグ

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シンジ「え?いや、何もないよ、ただなかなか朝起きられなくてね」 先生「碇!遅れといてくっちゃべってんな!」 シンジ「あ、すいません」 取り敢えずこんな感じで僕の毎日は過ぎていきます。学校が終わって家に着けば大体Jさんの仕事の手伝いで色んな所に行くから最近ちゃんと睡眠取れてないんだよなぁ…でも今日は少し様子が違うみたいかな? シンジ「ただいまぁ」 J「お帰り、シンジ君…今日はお早いのですね」 シンジ「はい、今日は何故か襲われることがありませんでしたから」 J「それは結構、ところで貴方宛に封筒が届いていましたよ?」 シンジ「…僕に?誰だろう、こんな時期に」 僕は中身を開けると一枚のチケットと変な写真、それと一通の手紙が入っていた シンジ「…なんだこれ?写真は…取り敢えず無視、チケットは第三新東京行きが行きの分のみ…これはつまり着いたら何か面倒ごとがあるから直ぐには帰せないってことかな?手紙の宛先は…『碇ゲンドウ』?………あぁ、親父殿か、随分会ってなかったから忘れてたけどまだ生きてたんだな、何々…『来い ゲンドウ』…で、電報ですか?ビックリしてつい敬語が出てしまいましたよ」 J「ふむ、恐らく『貴方を面倒ごとに巻き込んだ上に更に直ぐには帰せそうにない厄介ごとになるから来い、因みに迎えはその写真の女性が行く、ゲンドウ』と解釈してもよろしいと思いますよ、文は無くとも態度ではあなたの御父上殿は大層分かりやすい性格のようですね」 シンジ「そのようですね…さぁて、どうしよっかなぁ」
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