恐怖心

7/8
前へ
/105ページ
次へ
ブラブラ歩いていると真樹から電話がきた 「千恵、今日はあんまり喋れなくてごめん」 「仕方ないよ。お金たくさん使うお客さんなんでしょう? 私にはそこまでできないし」 「千恵から売上を引っ張ろうとか考えた事ないよ。 お前といると楽しいし…他の客とは別だから」 正直嬉しかった 私を気にかけてくれる真樹が好きだった 「相談したい事あったんだけど今日は無理でしょう?」 「二時間ぐらい待てる?飯食べて無理やりあいつ帰すからさ、二時間どっかで時間潰してくれないかなぁ」 「本当にいいの?」 「あぁ、久しぶりにゆっくり飲もう」 「じゃあ連絡待ってるね!」 嬉しい! 真樹の気遣いが本当に嬉しかった。 拓哉の事を相談してみよう それより真樹に思い切り甘えたい 私は喫茶店で真樹からの連絡を待っていた
/105ページ

最初のコメントを投稿しよう!

323人が本棚に入れています
本棚に追加