怒り

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寮 アクセル「マリアせんせーい!」 寮に入った途端アクセルがマリアを呼び始めた マリア「何ですか学園長?」 ガチャ マリアは寮の入口の横にある管理人室から出てきた ゼロ(何故ここに?) アクセル「実は…こいつらの部屋、予約し忘れたから直接いいにきたんだ!」 ゼロ「なぁ…アクセルなんで、こいつがここにいるんだ?」 自分達の担任であるマリアが何故ここにいるのか、ゼロは疑問に思っていた アクセル「マリア先生は、寮の管理人も兼任しているんだよ…」 ゼロの問いにアクセルはすかさず答えた ジン「なんで兼任してるんや?ここはそないに人出不足なんか?」 兼任という事に今度はジンが質問してきた アクセル「いや…そういう訳ではないんだかな…魔物や部外者が侵入した時にすぐ対処できるように学園の先生で一番強いマリア先生に管理人を任しているんだ……貴族は安全性にうるさいからね…」 アクセルは貴族達の言い分にうんざりしているようだ ゼロ「……そうか…お前も大変なんだな…」 ゼロはアクセルに少し同情した アクセル「まったくだよ…」 マリア「あのぅ…学園長、ゼロ達の部屋なんですが…最上階しか空いて無いけど、いいですか?」 マリアは寮の部屋割り表をみてアクセルにいった アクセル「………そうか……なぁ……ゼロ…」 ゼロ「……なんだ?…」 アクセル「……実はな…お前達の部屋……五大貴族達と同じフロアなんだが…大丈夫か?」 アクセルはゼロの事を心配そうに聞いてきた ゼロ(五大貴族が同じフロアだと………やばい……今にも殺したくなってくる…) クイクイ マナ「……ゼロ……僕達……がついてる……」 ジン「そうやで…少しは家族を信頼しろや!」 ゼロ(二人共……ありがとう………) アクセル「部屋はそれでいいか?」 ゼロ「ああ…」 ゼロは決心したようにいった アクセル「じゃあ…行くか…」 ゼロ達は最上階に向かった
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