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魔界での出来事から1ヶ月がたった
ゼロとジンは相変わらず任務に追われていた
ジン「…………」
ゼロ「…………」
この時、二人は二週間にも及ぶ長期任務が終わった後なので凄く疲れていた
マナ「……どうしたの……二人共?…」
ソファーにだらしなく横たわっている二人を見てマナは質問してきた
グラン「マナ…二人は疲れておるのじゃ…今はゆっくりさせてあげるのじゃ…」
だが…そんな二人を見てグランは察したのか二人の変わりに答えた
マナ「…嫌…」
マナはそういいパタパタと二人の前に走ってきた
マナ「二人に……見てもらいたい…物が……ある……」
そういうとマナは一枚の紙をだした
[ギルドSSSランク保持者、死神及び蒼雷は首都シルバニアにあるシルバニア魔法学園に通う事を命ずる…オルガ・ランバルディア]
それは紛れもなく国王からの手紙だった
ゼロ「……なんだと……」
ジン「…まじか?…」
二人はもう既に学校で習う事は全て取得しているため行く意味が無いのだ………しかも国王もそれを知っている筈なのに何で今更、学院に行かなければならないのかわからなかった
グラン「どうかの?」
ジン「ワイはいいけど…ゼロは?」
ジンは一回ぐらい学校に通ってみたいので快く承諾した
ゼロ「…………」
ゼロ(ちっ………なんで今更、学園何だよ!………とにかく…どうやって断るかだな……)
クイクイ
マナ「……ねぇ…僕…いきたい……」
反応しないゼロに痺れをきらしたのかマナが肩を揺すってきた
ゼロ「……マナ………俺は………」
マナ「………………約束………」
ゼロ「えっ………」
マナ「…………約束………した………」
マナは涙目でゼロを見てきた
ゼロ(約束だと…………アスナイル邸の時か……)
ゼロは今頃、後悔していた
ゼロ「わかった……少し考えさせてくれ……」
ゼロはそういうと
『転移』
消えた
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