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魔の森
ゼロ「…………」
ゼロは魔の森にきていた
ゼロ(ここから俺の復讐が始まったんだな…)
ゼロは感傷にひたっていた
シュン
???「やっぱり…ここじゃったか…」
ゼロ「何の用ですか?…マスター」
ゼロは転移してきたグランに話しかけた
グラン「なぁ…ゼロ何を不安がっているのじゃ?…儂に相談してみろ」
ゼロは今にも泣きそうな顔でいった
ゼロ「シルバニア魔法学園には、当然五大貴族が通っている…あの短い期間で何度も殺したい衝動に駆られたのに……今度は、自分を押さえられるのか…怖いんだ!…もし…俺が暴走してしまったら………ジンも……マナも……マスターだって殺してしまうかもしれない……」
グラン「じゃが…今迄だってそれを乗り越えてきたじゃろう?」
ゼロ「…確かに…今迄の任務でも貴族が絡んでる任務があった……だが今回は、別格なんだ……短期間ならともかく長期間、奴等………五大貴族の側にいると思うと……怒りが……………殺意が抑えられなくなるんだ………」
グラン「じゃが…お前には、儂らがいる…辛くなった時…悲しくなった時は儂ら……家族を頼ればいいんじゃ…それが家族じゃ………
ゼロ「俺が………家族………」
グラン「そうじゃ……マナやジン……そしてお前も…儂の大切な家族じゃ!」
グラン「辛い時は、儂ら家族を頼ってええ……儂らはゼロ……お前の味方じゃ…」
グラン「じゃあ……儂は帰るでの………夕飯には帰ってくるのじゃぞ!」
グランはゼロを離し
『転移』
帰っていった
ゼロ(……………家族か………)
今のゼロはどこだか、すっきりしたような表情をしていた
ゼロ(ありがとう……マスター…俺は……もう……)
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