29873人が本棚に入れています
本棚に追加
マリア「馬鹿な…ゼロがいない!」
さっきまでゼロがいた場所は炎で燃えていた
マリア(どこだ…どこにいる)
シュン
ゼロ「後ろだ…」
マリア「えっ?」
バキィ
マリア「キャア!」
マリアはリングの端に吹っ飛んだ
マリア「ゴホ…ゴホ…」
ゼロ「先程の攻撃は見事だった…だが詰めが甘かったようだな…」
マリアの目の前には無傷のゼロが立っていた
マリア「どうして…無傷なの?…」
ゼロ「気付いてないのか…俺が貴様の双月輪にファイヤーボールをしたとき魔法…『陽炎』をつかい分身と入れ替わったんだ…」
マリア(なっ…あの時そんな素振りはなかったはず…私が気付かないほど早く魔法を使ったというの……有り得ない!)
ゼロ「茶番は…終わりだ…」
ゼロは冷たい瞳でマリアを見ていた
マリア(なんて…冷たい目なの……この子はどんな生活をしたらこんな目で人を見れるの……)
アクセル「そこまでだ……ゼロ…」
アクセルがマリアとゼロの前に現れゼロを止めた
ゼロ「何故止める?…アクセル…まだ決着は…」
アクセル「このままじゃお前マリア先生を殺しちゃうだろ…だから今日は、これでお終い見事試験合格でいいだろうが!」
ゼロ「納得がいかない!」
アクセル「どこがだ?」
ゼロ[こいつは魔力の多さだけで人の優劣を決めようとした……俺はそれが許せない……」
アクセル「だから…殺すのか?………もう少し冷静なれよ!ゼロ…お前は魔力で優劣を決められるたんびに人を殺すのか?…違うだろ?」
アクセルは優しい口調でゼロに話した
ゼロ「……………」
アクセル「だから今日は終わり……これで解散…わかったな…ゼロ…マリア先生…」
マリア「は……はい学園長…」
そういうとマリアは、ゼロの前に行き…
マリア「ゼロ…済まなかったな!君の言うとおり私は魔力で人を判断しようとしていた…だが…これからはそんなもので判断しない!だから、もう一度私にチャンスをくれ!」
マリアはゼロに頭を下げた…
ゼロ「…………今回だけだ…」
ゼロはそういって観客席に向かった
最初のコメントを投稿しよう!