怒り

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マリア「馬鹿な…ゼロがいない!」 さっきまでゼロがいた場所は炎で燃えていた マリア(どこだ…どこにいる) シュン ゼロ「後ろだ…」 マリア「えっ?」 バキィ マリア「キャア!」 マリアはリングの端に吹っ飛んだ マリア「ゴホ…ゴホ…」 ゼロ「先程の攻撃は見事だった…だが詰めが甘かったようだな…」 マリアの目の前には無傷のゼロが立っていた マリア「どうして…無傷なの?…」 ゼロ「気付いてないのか…俺が貴様の双月輪にファイヤーボールをしたとき魔法…『陽炎』をつかい分身と入れ替わったんだ…」 マリア(なっ…あの時そんな素振りはなかったはず…私が気付かないほど早く魔法を使ったというの……有り得ない!) ゼロ「茶番は…終わりだ…」 ゼロは冷たい瞳でマリアを見ていた マリア(なんて…冷たい目なの……この子はどんな生活をしたらこんな目で人を見れるの……) アクセル「そこまでだ……ゼロ…」 アクセルがマリアとゼロの前に現れゼロを止めた ゼロ「何故止める?…アクセル…まだ決着は…」 アクセル「このままじゃお前マリア先生を殺しちゃうだろ…だから今日は、これでお終い見事試験合格でいいだろうが!」 ゼロ「納得がいかない!」 アクセル「どこがだ?」 ゼロ[こいつは魔力の多さだけで人の優劣を決めようとした……俺はそれが許せない……」 アクセル「だから…殺すのか?………もう少し冷静なれよ!ゼロ…お前は魔力で優劣を決められるたんびに人を殺すのか?…違うだろ?」 アクセルは優しい口調でゼロに話した ゼロ「……………」 アクセル「だから今日は終わり……これで解散…わかったな…ゼロ…マリア先生…」 マリア「は……はい学園長…」 そういうとマリアは、ゼロの前に行き… マリア「ゼロ…済まなかったな!君の言うとおり私は魔力で人を判断しようとしていた…だが…これからはそんなもので判断しない!だから、もう一度私にチャンスをくれ!」 マリアはゼロに頭を下げた… ゼロ「…………今回だけだ…」 ゼロはそういって観客席に向かった
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