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少し迷ったように彼の周りを漂いながらも青白い塊は青い扉に向かって行った。
ふよふよと頼り無い足取りで。
吸い込まれていくように扉の奥に消えていくとゆっくりと扉がしまった。
扉の後ろには何もいなく、この扉が何処に繋がってるのか不思議だ。
扉がしまった瞬間霧は消えて扉の近くには黒いローブを被った黒髪美女がいた。
「まいどあり♪」
ニッと笑いながら煙草に火を付けた青年。長年煙草を吸っているのかかなり手慣れた仕草だ。
「お疲れ様です。相変わらず仕事が早いですねサン…それからココは禁煙ですよ」
「でしょ?っーか煙草くらい良いじゃん♪」
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