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「禊空のことが知りたい?」
あまりにも気になるものだから響鬼に話したら怪訝そうな顔された。
「…ホモ」
「で?」
「あいつらの家…裏社会の実力者」
…だから?
「だから怖いの?」
「いや、怖くはないんだけど…あれだ。関係したら終わる」
響鬼の言葉はいまいちわからない。
響鬼は私を抱き寄せると耳朶を軽く噛んだ。
「あいつらに関わるな…おまえ等が危ない」
「どういうこと?」
「まぁ…おまえは俺が守るけど」
?
響鬼はわからない。
きょとんとしながら部屋に戻る。
禊空…いったい何者なんだろう…?
.
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