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「時に響鬼。お前の後ろのカノジョは?」
「俺の許婚」
えっ?!
という顔を私も含めて皆がした。
ちなみに三つ子は少し感心してる。
「いつの間に婚約したの?」
「ていうか、聖も知らなかったみたいだけど?」
うん、知らなかった…
「響鬼の女?」
「なかなかかわいい」
ねー、と(おそらく)海と陸であろう二人が首を傾げた。
「綾瀬には負ける」
ぽつりとつぶやかれた一言。
その言葉に後ろにいた子がわなわなと震えると同時に叫んだ。
「っの、アホ生徒会長がぁぁぁぁっ」
「あは、綾瀬がきれた」
なんでそんなに楽しそうなんデスカ。
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