期末

11/22
前へ
/100ページ
次へ
「時に響鬼。お前の後ろのカノジョは?」 「俺の許婚」 えっ?! という顔を私も含めて皆がした。 ちなみに三つ子は少し感心してる。 「いつの間に婚約したの?」 「ていうか、聖も知らなかったみたいだけど?」 うん、知らなかった… 「響鬼の女?」 「なかなかかわいい」 ねー、と(おそらく)海と陸であろう二人が首を傾げた。 「綾瀬には負ける」 ぽつりとつぶやかれた一言。 その言葉に後ろにいた子がわなわなと震えると同時に叫んだ。 「っの、アホ生徒会長がぁぁぁぁっ」 「あは、綾瀬がきれた」 なんでそんなに楽しそうなんデスカ。 .
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

363人が本棚に入れています
本棚に追加