期末

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先輩たちの空気が凍った。 「禊…空?」 「まさかあいつらが…」 「え~なんかいやなんですけど」 誰?禊空って… 私はレイナちゃんたちに目を向ける。 レイナちゃんたちも困惑してる。 「で、明日禊たちが来ることになった。俺は明日用事がある。というわけで響鬼」 響鬼はぎょっとしたように飛鳥先輩を見た。 「よろしく頼むぞ、副会長?」 きっと響鬼はこのときほど飛鳥先輩を恨んだことはないと思う。 だって、飛鳥先輩をにらむ響鬼は久しぶりの氷の王者だったから… .
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