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「罪滅ぼしというのもなんだが……零式……いや、神威を……蘇生させてくれ……」
「!」
篤史の一言に、海斐は目を大きく見開く。
「できる……んですか……?」
「……ああ。生命維持機能を修復すれば、神威は……」
「……よか、った……」
海斐は嬉しそうに微笑み、意識を失った。
「!」
篤史は慌てて海斐を支える。
気を失っているだけで、まだ心臓は動いていた。
「この子の手当てが先だな……。オフィーリスの病院に運ぼう」
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