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病室で一人、海斐はゆっくりと目を覚ました。
(あれ……?私……なんで病院にいるんだろ……?)
神威を抱きしめ、泣いていた。
それ以降の記憶が無い。
意識を失っていたところを、偶然誰かに助けられたのだろう。
ゆっくりと体を起こすと、体が少し痛んだ。
(一体誰が……?)
そんな疑問が浮かんだ時、病室のドアが開いた。
「!」
海斐は入ってきた者を見て驚く。
入ってきたのは篤史だった。
「気がついたか、海斐さん」
「……ここは?それにあなたは一体、何の用ですか……?」
恐る恐る海斐が問う。
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